映画『ブレードランナー』を観ました【感想】
こんにちは。
SF映画『ブレードランナー』を観たので、感想を書きたいと思います。
※以下ネタバレに注意してください。
ディレクターズカット版やファイナルカット版が出ていましたが、一応オリジナル版を観ました。
人類に反旗を翻したレプリカントという前説があったので、ターミネーター的な感じになるかと思っていましたが、そういったことはなく、終始落ち着いて観ることができました。
レプリカントは製造から数年経つと感情が芽生えるということで、実際に登場したレプリカントたちも感情があるように振る舞っていました。実際あるんだと思います。
いわゆる「シンギュラリティ」と呼ばれるものです。
少し前に人工知能ブームがありましたが、現実世界でもシンギュラリティは来るのでしょうか。アンドロイドに心が宿ったとき人権にあたるものは整備されるのでしょうか。
本作ではレプリカントはブレードランナーの射殺対象ですが、レプリカントたちの想いを知ってからはなんだかかわいそうに思えてきて、本当に殺すしかないのかよぉ...という気持ちで観ていました。
レプリカントとはいえ、彼らも生きていて、そしてこれからも生きたいと思うのは人間と同じなのですね。
最後、ブレードランナーのデッカートはレイチェルとともに旅立ちますが、レイチェルはどうやらネクサス6型と違い、寿命がないようなのできっと幸せに暮らしていることでしょう。
これからの時代、アンドロイドが感情を持って人間と接する時代は来るのでしょうか。人間から見て感情があるように振る舞うアンドロイドが実現すればそれはもう同じことですが。
友達、恋人、仕事仲間として、私たちの身の周りにも人間と同じようにアンドロイドが暮らす時代が来るかもしれませんね。