アニメ『Caligula -カリギュラ-』を観ました【感想】
こんにちは。
アニメ『Caligula -カリギュラ-』を観たので、感想を書きたいと思います。
※以下ネタバレに注意してください。
はじめは抽象的な議論展開から始まりましたが、すぐにバトル展開になりました。
バトルものかな?とも思いましたがそうでもないみたいです。
観ていくとわかるのですが、「メビウス」という仮想空間からの脱出、つまり現実への帰還が一つのテーマとなっています。
実際に現実から逃れたくてインターネットやゲームの世界に浸りっきりになってしまう人もいると思うんですが、VR技術が一般化するとそういったことも増えていってしまうのかなと考えずにはいられませんね。
メビウスでの姿が現実の姿とは限らないという点も非常に面白かったです。実際私たちもゲームをするときとかちょっとかっこよくキャラメイクしたり、性別さえも変えてしまうことありますよね。あぁいう感覚なのかなと。μが忖度してる部分も少なからずあると思うんですが。
『Caligula -カリギュラ-』は自分と向き合い、現実から目を背けないことで前に進んでいく物語だったと思います。「逃げるは恥だが役に立つ」とはいえ、逃げてばかりでは仕方がありませんしね。
現実世界でのイケPくんはドジっ子で健気でしたね。強く生きてほしいと思います。
あとOPEDも良かったですし、エンディングではぶくぶ先生の漫画が炸裂してました。