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ライトノベル『魔法科高校の劣等生』既巻23~25巻を読みました【感想】

 

こんにちは。

ライトノベル魔法科高校の劣等生』の既巻をまとめて読んだので、感想を書きたいと思います。

 

※以下ネタバレに注意してください。

 

魔法科高校の劣等生 23 孤立編

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孤立編では、金星開発計画「ディオーネ―計画」が立案され、トーラス・シルバーがその参加を指名されます。(ここまで読んだ人なら当然わかると思いますが、トーラス・シルバーは達也です。)この計画の真の目的に気づいた達也はこれに反発しますが、それにより社会から孤立してしまうというのが今回のお話です。

達也と十文字先輩のガチバトルも見所ですが、社会情勢に踊らされない達也とクラスメイトとの絆を再確認できる回でもありました。

十文字先輩との対決に際して、ついに達也の誓約(オース)が解呪されます。したがって今後はよりパワーアップした達也と深雪がみられると思います。楽しみですね。

 

魔法科高校の劣等生 24 エスケープ編<上>

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エスケープ編として上下巻に分かれています。上巻では達也が「ディオーネ―計画」に対して「ESCAPES計画」を発表することでこれを退けます。マスコミに対し達也はトーラス・シルバーとして「ESCAPES計画」について説明しますが、そのやり取りがキレッキレで爽快でした。

終盤、新ソ連の戦略級魔法師ベゾブラゾフの「トゥマーン・ボンバ」によって水波が負傷してしまいます。一難去ってまた一難という感じです。それでもしっかりベゾブラゾフに一発入れる辺りが流石お兄様と言うほかありません。

 

魔法科高校の劣等生 25 エスケープ編<下>

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エスケープ編<下>では再び「パラサイト」が登場します。日本では光宜くんがパラサイトを解き放ち、同時にUSNAサイドでもスターズ内でパラサイト感染が広まります。

光宜くんはいままで虚弱な体質のために表舞台に登場する機会は少なかったように思いますが、周公瑾とパラサイトを取り込むことでそれを克服し、本来以上に実力をつけて達也に立ちはだかりました。パラサイト化により光宜くんの唯一の弱点がなくなったわけですから、達也でもそうとう苦戦するんじゃないかと思います。誓約(オース)がなくなった状態の達也とどっちが強いんでしょうかね。

また、リーナがパラサイトから逃れるために来日します。これからどのように本編にかかわってくるのか。個人的には日常パートでの絡みが楽しみです。

 

あと、エスケープ編上下巻で表紙が繋がってる!というのに読み終わってから気づきました。いままでの巻でも上下、上中下巻となっているものはありましたが、表紙が繋がっているのは初めてです。確認したので間違いないです。