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映画『メン・イン・キャット』を観ました【感想】

 

こんにちは。

コメディ映画『メン・イン・キャット』を観たので、感想を書きたいと思います。

 

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出典: メン・イン・キャット

※以下ネタバレに注意してください。

 

俺がキャットでキャットが俺で的な入れ替わりものだと思ったら、猫の中に人の意識が入るだけで入れ替わりではありませんでした。猫の意識はいずこへ…。

事故直後にパーキンスの旦那がやってきて猫に話しかけたシーンで私は思いました。この映画は畜生な主人公が猫になることで自らを省みて更生していく系のやつだと。

まぁその予想はほぼ当たっていましたが。

結果的にトム社長は人間に戻った後人が変わりましたが、これは猫になることで周囲の第三者的意見を聞くことができた結果だと思います。

自分の欠点は自分ではなかなか気づきにくいもので、周囲から適切なフィードバックを受けて改善することは難しいと思います。周囲の反応から気づこうにも立場のある人間には意見がし難いですし、仕事でもなんでも必死に何かに取り掛かっているときに周囲に気を配り続けることは難しいです。

今回は猫という社会における最低の立場を得ることで周囲の人々の本心を聞き出すことができ、今まで気づかなかった家族の愛に気づくことができたのではないかと思います。

失って初めて気づくこととか、諦めからくる悟りとかいろいろ言い方はあると思いますが。

なんだかんだで彼は妻にも娘にも息子にも愛されていたので更生のポテンシャルはありました。

最後は人間に戻り、会社を守り、裏切り者を排除できたのでハッピーエンドではないでしょうか。

 

私も猫に、、なってみたくはないですが、猫は可愛いくて好きなので飼いたいです。癒しの猫~