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ライトノベル『86 -エイティシックス-』を読みました【感想】

 

こんにちは。

ライトノベル『86 -エイティシックス-』を読んだので、感想を書きたいと思います。

 

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出典: 86 -エイティシックス-

※以下ネタバレに注意してください。

 

最近は今まで読んでいたラノベのシリーズの続編を読むことが多かったのですが、新しいシリーズを開拓してみるのも必要なことかと思い、ぱっと見で表紙のフィーリングの合った本作を手にしました。

ジャンルとしてはSF、ミリタリー、ダークファンタジー辺りに分類できるかと思います。

 

ディストピア、SF、そして性能差をテクニックで埋める主人公という設定、展開全てが私好み。『このライトノベルがすごい!2018』で新作1位、総合2位という触れ込み通りの面白さでした。

わかる人にはわかると思うんですけど、SF作品で世界観にかかわる重大な事実が露見するシーンでゾクゾクゾクッと来ることありますよね。抽象的でちょっとわかりにくいかもしれませんが、わかる人にはわかると思います。私はそういうシーンが大好きなんですが、『86 -エイティシックス-』では一発目の亡霊の声が知覚同調で聞こえる瞬間がやばかったです。インパクトもそうですが、想像の斜め上をいくような展開でゾクゾクしちゃいました。

また長期偵察任務のラストバトルから終章までもとてもうまく繋がっていて、こりゃぁ凄い作品に出遇ってしまったなぁという感じです。

これ一巻でも十分完成されていて面白かったのですが、やっぱり私は続きが気になるので続編の方も読んでいきたいと思います。

 

アルドノア・ゼロ』とか『翠星のガルガンティア』とか好きな人はたぶん気に入ると思いますので是非読んでみてください。