劇場アニメ『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』を観ました【感想】
こんにちは。
アニメ映画『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』を観たので、感想を書きたいと思います。
※以下ネタバレに注意してください。
夏はポケモン!ということで公開初日に観てきました。昨年の『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』と同様、テレビシリーズとは別世界線?の内容になっています。サトシの作画タッチもかわいらしくなっていました。
みんなの物語
映画のサブタイトル「みんなの物語」ですが、本編を観てなるほどと思いました。ポケモン映画では例年サトシが主人公を張ってきましたが、みんなの物語ではみんなが主人公といった感じでした。誰にでも物語になるだけの十分なバックボーンがあり、それぞれの戦いがあるというメッセージだったのではないでしょうか。何か特別じゃなくても主人公になれるんだということだと思います。
また登場するキャラクターは様々なバックボーンを持っていました。現状に何かしらの心残りがあって、でも解決することもできないまま今を過ごしている。実際にそういう人は多いと思います。今回登場したキャラクターはみんなそうで、私たちもきっと誰かしらに感情移入できるのではないでしょうか。
もう一つのテーマ
今作のテーマの一つとして「ウソ」があると思います。
序盤に登場する嘘つき男「カガチ」は本作のメインキャラの一人です。彼は嘘がやめられないとう悪癖があり、そのせいでトラブルを引き起こしますが、それは姪を想ってのことでした。
そしてフウラシティのゼラオラの呪いの嘘。これもゼラオラを守るために街がついた嘘でした。
嘘というのは一般的にあまりいい印象は持たれません。しかし嘘で守りたいもの、嘘で成り立つ社会があるのも事実です。今作を通じて子供たちは嘘を学び、大人たちは嘘のつき方について考えさせられたのではないでしょうか。
また嘘というのでウソッキーを起用したのは名采配でした。
あとはとりとめもない感想ですが、いくつか。
今年も山ちゃんが声優にいました。 もはや恒例、伝統ですね。
そしてイーブイがかわいい。
ルギアはちょい役でした。
物語ではなんでもないところで泣かされました。
来年の映画はミュウツーですかね?今から楽しみです。