ライトノベル『宵物語』を読みました【感想】
こんにちは。
ライトノベル『宵物語』を読んだので、感想を書きたいと思います。
出典: 宵物語
※以下ネタバレに注意してください。
前巻の記事はこちらです↓
今回の『宵物語』は八九寺真”宵”がメインで「まよいスネイル」と「まよいスネイク」の二本でした。
「まよいスネイル」
前半は「まよいスネイル」、八九寺が神に就任してから初?の人助けの話です。
終始サスペンス調で猟奇的犯罪を匂わせる展開にドキドキさせられながらも、どんなトリックを使ったのかと考えながら読み進めていきました。
結果から言えば、現象は怪異によるものでした。しかしながら猟奇犯罪じゃなくて怪異でよかったなと簡単にいえる話でもなく、怪異に遭うにはそれ相応のバックボーンが必要なわけでして。今回の件はなかなかヘビィだったなぁと。
最終的には八九寺神さまがまさしく駆け込み寺と化して(神なのに寺となって)紅孔雀ちゃんは保護されたのでした。めでたしめでたし。
「まよいスネイク」
後半は「まよいスネイク」と、題からも想像できそうですが、スネイク、蛇といったら千石撫子ちゃん。北白蛇神社の新旧ゴッドである千石撫子から八九寺真宵への神格の引継ぎ儀式の話です。
というよりは「千石撫子の才能大発掘!」って感じが強かったような気もしますねぇ。既刊の『撫物語』でも式神は作っていましたけど、今回もなかなか。専門家を圧倒するほどの式神作成能力ですからね。すごっ!伊達に元神やってない!
儀式もつつがなく終了し、無事引継ぎを終えました。よかったよかった。
物語シリーズモンスターシーズン、次巻は『余物語』。幼女、少女ときて次は童女かぁ。