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ライトノベル『86 -エイティシックス- Ep.2/Ep.3』を読みました【感想】

 

こんにちは。

ライトノベル『86 -エイティシックス-』の2巻、3巻を読んだので、感想を書きたいと思います。

 

86

出典: 86 -エイティシックス-
※以下ネタバレに注意してください。

 

1巻の記事はこちらです↓

ライトノベル『86 -エイティシックス-』を読みました【感想】 - あさブロ

 

『86 -エイティシックス-』の2巻3巻は「ラン・スルー・ザ・バトルフロント」と副題された上下巻となっており、1巻最後の長期偵察任務からギアーテ連邦でレーナと再会するまでの話になっています。表紙も繋がっています。

 

「ラン・スルー・ザ・バトルフロント」→「前線(戦線)を乗り越えて」ですかね。

前線(戦線)とは、2巻での長期偵察任務、3巻でのモルフォ撃破のことを表しているのだと思います。

今回の強敵は電磁加速砲(レールガン)搭載型レギオンこと「モルフォ」でした。超電磁砲ではなく電磁加速砲の方です。

連邦側のシンたちと共和国側のレーナの2つの視点がありました。共和国側の「女王の家臣団」など今回は詳しく掘り下げられることはありませんでしたが、今後色々出てきてくれると面白いんじゃないかなと思います。

 

復活したファイド、新たなフェルドレス「レギンレイヴ」「ヴァナルガンド」とメカニックも魅力的です。どれも完璧でないところがいい。弱点があるというのがロマンがあるというか。(いまだにちょいちょいタチコマが頭をよぎるのは仕方ないと思いながら。)

 

新キャラも登場しました。今後もメインキャラに加わりそうなのはフレデリカ、エルンストですかね。グレーテは微妙ですが、レーナと競合しそうなのであっさりフェードアウトしそうな気もします。

 

文章は1巻に比べるとかなり読みやすくなっていたと思います。展開としてはここからさらに一転二転とどんでん返しが来てくれると面白いんですが、今後の展開に期待したいと思います。