劇場アニメ『プロメア』を観ました【感想】
こんにちは。
アニメ映画『プロメア』を観たので、感想を書きたいと思います。
※以下ネタバレに注意してください。
熱い!熱すぎる!!!
色彩の暴力、熱量の暴力、感情の暴力。とにかく最初から最後まで暴力的なまでのエネルギーがスクリーンから押し寄せてきました。血が沸騰するかと思いましたよ。
うねる業火と凍てつく氷結。質感が活き活きと鮮やかで、カクカクポリゴンでデフォルメ化されているにもかかわらず、いやむしろデフォルメ化されていることで炎の獰猛性や氷の冷徹感が現実以上に強烈に表現されていたと思います。△のピリピリなイメージと☐のカチコチなイメージで陣営にも対応していましたし。
感情によって炎の色が変わる表現も美味しかったです。無理やりプロメテックエンジンに入れられたときは不完全燃焼の赤い炎、自らの意志でプロメアと同調したときは完全燃焼の青い炎。おそろしくエモい表現、オレでなきゃ見逃しちゃうね。
そしてアッツアツな映像に加え、声優陣のパワフルな声、SE、BGMの挿入が相乗して爆発的な熱量を生み出していました。
もちろん常にフルパワーなわけではなく、静と動(今回の場合は「熱」と「冷」かな?)の緩急ある構成でテンポよく洗練された内容でした。そのため、パワフルでありながら決して疲れることのない、引き締まったハイクオリティな2時間を過ごすことができました。
展開としてはいつものTRIGGERで、序盤の戦いから敵が味方になって、最後は宇宙規模で天元突破です。やっぱりこれが大正解!
また、マトイギアやドリルパーツなどTRIGGER過去作を踏襲したようなアイテムも登場し興奮しましたね。
敵がド畜生なのも感情に拍車がかかってよかったです。まさに外道。糸目キャラが開眼するときの迫力はやっぱすごいわ。
そして滅殺開墾ビーム、笑いました。ワードのパワーがすごい。
本作『プロメア』は絶対劇場の大スクリーンで体感すべき熱血の一本です。以上!