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ゲーム『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』をやりました【感想】

 

こんにちは。

PS4ゲーム『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』をプレイしたので、感想を書きたいと思います。

 

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出典: SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE

※以下ネタバレに注意してください。

 

発売当初より難しいと話題でした。

私はもともとアクションゲームはあまりやらないので大丈夫かなぁと心配もあったのですが、結果として大丈夫でした。

 

自由度の高いプレイスタイル

SEKIROは攻略を進めていくうえで自由度の高いプレイスタイルを許容する作りになっていたと思います。

アクションゲームが得意とは言えないこの私が無事にクリアまでたどり着けたのもその自由度の高さ故でしょう。

 

忍殺

SEKIROで特徴的なシステムに「忍殺」と「体幹」があります。

プレイヤーは敵キャラを忍殺しながらフィールドを駆り、ストーリーを進めていきますが様々な忍殺方法があります。

「忍殺」とは忍び独自の殺し方で、気づかれることなく接近したり、相手の体勢を崩すことで可能になります。こそこそ相手の背後に回り込み忍殺を決めるもよし、正面から撃ち合い体幹を崩して忍殺を決めるもよし、チビチビと体力を削り切ることで忍殺を決めるもよしです。

制圧方法として様々なアプローチが可能なので、敵に合わせて柔軟に戦い方を変えていくことがシノビマスターへの王道です。

 

攻略フロー

SEKIROでは攻略フローの縛りも最小限です。

フィールド制圧一つとっても、正面から突破するか、回り道をして戦闘を回避するか、隠密に一人ずつ忍殺して場を制圧するか、と様々です。

攻略順序についても一本道でなく自由度が高いです。ボスで行き詰ってしまったとしても別のルートから攻略を進めて強化をおこなってから再度挑戦することも可能です。

とにかくあの手この手を使って攻略を目指すことが可能な点がSEKIROの非常に面白い点であると思います。

 

強力な敵

SEKIROではフィールド上に配置された敵キャラが強力です。ボスだけでなく雑魚キャラでさえ囲まれれば普通に死にます。とはいえやはりボスは特に強力で、1回に3,4時間の足止めをくらうことは当たり前です。←私が下手なので。

 

SEKIROのボスはみんな強力ですが、以下では私が彼らにどれだけ苦しめられたか書いていきます。

 

鬼刑部

大手門にいる序盤のボスです。基本ガードしてたまに斬って鉤縄使ってたら倒せました。実はこれ以前にまぼろしお蝶と戦っていたのでそれに比べたらぬるかったです。3回目くらいで倒せたと思います。そこいらの中ボスの方が強いまである。

 

まぼろしお蝶

過去編の平田屋敷に登場します。私が初めて戦ったボスでした。強すぎて一回鬼刑部いってから倒しました。トータルでは5時間くらい持ってかれたと思います。

剣戟がめちゃくちゃ楽しい相手で、弾けるようになるととても楽しいボスです。序盤は種鳴らしが入手しづらいので忍殺ゲージ2本目からちょっと面倒くさかったですが、流石に5時間もやってりゃ体が覚えます。勝手に指が動くようになります。散々しごいてくれた挙句、子犬だった私を一人前の狼にしてくれました。ありがとう、クソババア。

 

葦名源一郎

源一郎殿もなかなか強かったです。3時間くらいかかりました。忍殺ゲージ2本削ってから、形態変化してゲージ1本あります。

弾きのタイミングを意識しながら「危」攻撃の見切りと踏みつけをしっかりできれば倒せます、が最初は慣れるまでが大変でガードしてタイミングを覚えようとするのですが、連続攻撃で体幹がゴリゴリ削られます。兜割りからの「危」の突きと下段斬りの判断も最初は難しかったです。慣れるまで何度も挑戦しました。でも慣れてくるとまぼろしお蝶と同様に剣戟が楽しいやつです。

最終形態は雷返せる分楽に感じました。初手突きも見切れるし。

 

見る猿、聞く猿、言う猿、見え猿

なんかよくわからんうちに終わってました。エリアが広いのでハマると面倒くさいです。素直に鈴使いましょう。追いかけっこなのでほとんど死ぬことはないと思います。月陰の飴食べると楽になります。

 

獅子猿

なんかやたら猿と戦うなぁ。まぁいいけど。1時間くらい戦って攻略サイト見ました。

戦い方わかってからは30分くらいで勝てました。第一形態は火吹き筒で何回か炎上させてから忍殺。第二形態は大振りを弾いて仕込み槍で引っ張ってたら倒せます。

特に第一形態は剣戟できるボスと戦い方が異なるので、弾いて勝つのは困難。変なプライドとかない人はさっさと攻略サイト見たらいいと思います。そう実感させられるくらいには苦労しました。

 

首なし獅子猿

またこの猿。。ゲージ1本目は一緒です。1本目削り切るとお友達の猿を召喚してきます。獅子猿攻略調べてるときにこいつの記事も出てきて、また出てくるのかって思って構えてはいました。お友達は爆竹連打で速攻排除できます。所要時間は30分くらい。

 

破戒僧(幻影)

弾いて弾いてたまに見切って隙をついて斬る、ヒット&アウェイ戦法で勝てました。ゲージも1本なので30分かからずに突破出来ました。弾けずにガードすると体幹がごっそり溜まるので弾きのタイミングを意識するようにしました。弾きについてはババアと源一郎殿に散々しごかれたのでかなり上達していたように感じます。ちなみにまともに戦わず空中忍殺する裏技があるそうです。

 

大忍び 梟

おっ、人間じゃん。弾いてれば勝てるでしょ。そう思っていた時期が私にもありました。一撃一撃が重いのに加えて連撃、忍具を組み合わせてガンガン攻めてくるのでなかなか凌ぎ切れない。

ここでもお世話になりました、攻略サイト様。ほうほうなるほどここの隙を突くんだな。なるほどなるほど。。

・・・3時間後、ようやく勝てました。戦い方わかっててもこれですからね。自分の下手さが浮き彫りになります。それでも最初から比べたら別人のように上手くなりました。慣れって怖いですね。でも結局は慣れるってのがSEKIROでの正攻法のような気もするんですよね。うーん。。

 

破戒僧

ゲージ3本持ちのモノホンの破戒僧です。2本目までは弾いて体幹で攻めていけば楽です。動きも幻影のときと同じなので。

3本目は、3回斬って爆竹、3回斬って爆竹、3回斬って爆竹・・・でハメ殺しました。何回か事故ってしまいましたが、4,5回目で倒せたと思います。もしかして幻影のときもこれ使えばさらに楽に倒せたのでは。。。

 

桜竜

すみません、こいつに至っては全然苦労してないです。一番弱いボス説あります。

横にダッシュして雷返ししていれば勝てるので。それだけです。

 

剣聖 葦名一心

前座の源一郎殿に安定するまで30分くらいかかったかもしれないです。初手の不死斬りは面倒くさいんで霧がらすで背後取るようにしたら精神的に安定するようになりました。巴の源一郎殿は体幹がガバガバなので弾いていれば倒せるんですが。

問題なのは一心様。最終的に4時間くらいはかかったかもしれないです。特に槍形態がきつくて、途中から面倒くさい攻撃は弾くのやめたんですよね。そうしたら楽になりました。弾く攻撃と逃げる攻撃、自分の力量次第だとは思いますが、これを見分けて捌いていくことが結局はこのゲームの正解かもしれないです。ちなみに居合斬りは全部弾くようにしていました。そこだけは逃げたくなかったというか、絶対に弾いてやると思ってムキになっていましたね。そしてたまに貫通くらうという。

剣聖一心はたぶん一番苦労はしましたが最後のボスということで達成感も一番凄かったです。

 

その他ボス

1周目は不死斬りルートで進めました。修羅ルート、人返りルートで戦うボスは2周目以降で戦いましたが、プレイスキルも上達していましたし、1周目よりかは楽に感じました。ただエマ戦だけは精神的にきつくて、殺すたびにゴメンねゴメンねって心の中で謝っていました。特にその後の一心が倒せなくて何度もエマを殺すことになったのは辛かったです。

あと怨嗟の鬼も辛かったです。エマほどじゃないですが。強かったというのもありますけど、仏師殿の顔が浮かんでしまって。泣き虫で怯むのもやばかったです。

 

マルチエンディング

SEKIROではストーリーが分岐して4つのエンディングを観ることができます。どのエンディングも 非常にエモくてやばいです。

感覚的には、(BAD)←修羅エンド、不死斬りエンド、人返りエンド、竜の帰郷エンド→(TRUE)、だと思います。

 

不死斬りエンド

おそらく通常エンド。私は1周目に到達しました。

御子を失って狼が仏師みたいになってしまいました。歴史は繰り返す。仏師は狼の成りうる可能性を示していたのだと思います。仏師も過去は忍びでしたし、境遇も狼とよく似ています。仏師は最終的に怨嗟の炎に呑まれてしまいましたが、次の怨嗟の受け皿は狼になるのでしょうか。。

 

人返りエンド

私は2周目に選択しました。今度は狼が犠牲になります。不死斬りエンドの次に観ると、どうしても二人は一緒になれないのかよぉ。とオカリンのような感情にされてしまいます。

そして私はシュタインズ・ゲート世界線を探すために3周目の旅に出ました。

 

竜の帰郷エンド 

ついに見つけました、シュタインズ・ゲート世界線

お米は大事 噛めば噛むほど甘くなり、元気も出るだろう。竜胤をあるべき場所へ返すために変若の御子の力を借りて西方(天竺?)を目指します。

このルートではなんといっても変若の御子が可愛すぎる。竜胤の御子様も可愛いけどSEKIROの真のヒロインは変若の御子だったのだとわからせてきます。

細雪とかおはぎとか強いアイテムもいっぱいもらえましたが、思い出の品みたいでなんか使うのに抵抗あるアイテムばかりです。

TRUEエンド枠ということで、次回作あるとすればこのルートから続編になると思います。楽しみにしていますよ。(チラチラ)

 

修羅エンド

BADエンドです。辛いですね。私は4周目に観ました。竜の帰郷エンドの次に観たので後味悪くてもう一周5周目に竜の帰郷エンドしました。お米は大事 です。

エマと戦うのが本当に辛かったです。どうやら私はまだ人間のようです。

 

まとめ

SEKIROは確かに難しかったですが、その分突破したときの達成感はすさまじいものでした。1周目は50時間くらいかかっていましたが2周目以降はサクサクと進んで、一周4時間くらいで周回できる程度にはなっていたと思います。

1周目に苦労していたボスも2周目以降では簡単に倒せるようになっていたりして、自分の成長を実感することもできます。

ストーリーも面白くて十分楽しめました。トロフィーもコンプリートできたので満足です。ありがとうございました。