劇場アニメ『MEMORIES』を観ました【感想】
こんにちは。
アニメ映画『MEMORIES』を観たので、感想を書きたいと思います。
※以下ネタバレに注意してください。
『MEMORIES』はオムニバス形式で三つの作品から成っています。
『彼女の想いで』
三つの中だとこれが一番おもしろかったです。
宇宙空間で救難信号をたどってサルガッソーに突っ込んでいく話ですが、たぶんそこにあったコンピュータがサルガッソーの原因だったんじゃないかと思うんですよね。
コンピュータが電磁場を引き起こして、幻影を見せて、救難信号に釣られてやってきた宇宙船を呑み込んでいたっていうことだと思うんですよね。たぶん。
救いがない話でしたがこういうのは結構好きです。
『最臭兵器』
三つの中だとこれが一番いらいらしました。
研究職員の手違いで日本中が大騒ぎする話ですが、そもそも機密情報の割にろくにセキュリティがなってなかったり、人ひとりまともに止められない部隊をみてるとなんとも情けない気分になります。
最後まで謎だったのはなんであらゆる花が咲き始めたのかということです。
『大砲の街』
三つの中だとこれが一番意味が分からなかったです。
どこと戦っているかもわからず、毎日毎日大砲を発射し続ける日常を見せつけられました。意味が分からない。最後に子どもが親に、戦争の相手はどこ?と聞いていましたが、たぶん親もよくわかってないと思います。
戦時中の国家を極端に描きたかったのかもしれませんが、だから何だという感じでした。最後のサーチライトのような演出も謎です。