ライトノベル『忍物語』を読みました【感想】
こんにちは。
ライトノベル『忍物語』を読んだので、感想を書きたいと思います。
※以下ネタバレに注意してください。
物語シリーズが終わる終わるといいつつ続き、モンスターシーズンなるものが開幕しました。実際楽しんで読んでいたので続いてくれるのは嬉しいのですが、大人の阿良々木君なんかを見ているとなんだか寂しくなってしまうこともあります。
メインは吸血鬼関連の怪異事件ですが、阿良々木君の大学生活の模様も見え隠れしています。
特に老倉との関係が良好になっているようで安心しました。老倉には本当に幸せになってほしいと思います。彼女に関しては完全に怪異とは無関係なのでそれも含めて。
八九寺との掛け合いも健在で実家のような安心感でした。
ところで久々に影縫さんが登場しましたが、登場した瞬間終わりましたね。むしろ登場によって終わりました。
今回の事件は、いろいろな策を弄する分人間の方が怪異よりも厄介というケースでした。何でも知っている臥煙さんでも専門外のことには頭が回らないことがあるようです。
そう考えると阿良々木君が臥煙さんに縛られないのも案外人間味が出てきたからということかもしれませんね。