アニメ『HUGっと!プリキュア』を観ました【感想】
こんにちは。
アニメ『HUGっと!プリキュア』を観たので、感想を書きたいと思います。
※以下ネタバレに注意してください。
プリキュアは毎週観ています。朝起きられればリアルタイム放送を観ますが、大体は起きられないので録画したものを時間のある時に観ています。
『HUGっと!プリキュア』はストーリーやテーマ性という点でかなり尖った作品だった印象です。
母性でHUGくむみんなのママ
はぐたんを腕に抱き、その母性を遺憾なく視聴者に届けるプリキュア、その名も『HUGっと!プリキュア』。
すべてを許容する博愛の精神は、子どもたちだけでなく現代社会に疲れた大きなお友達をも包み込みます。会社で辛いことがあった、毎日が忙しくて休む暇がない、そんなあなたはプリキュアを観ましょう。
ばぶみ:人類が生み出した英知の言葉です。
ブラック企業はヤメサセテモライマース
悪の組織は「クライアス社」。労働局も真っ青な真っ黒黒なブラック企業です。
社員が「発注」することで「オシマイダー」という怪物が生まれます。プリキュアに倒されることで「ヤメサセテモライマース」と言いながら浄化されます。死は救済なり。
社員が更生して、プリキュアたちと協力する姿を観られるのもいい点です。この世に完全なる悪性は存在しないのだと考えさせられます。逆もまた然り。
俺が、俺たちがプリキュアだ!
今作は多様性に関する表現で話題に上ることも多かったように思います。すべてを許容する博愛のプリキュアはどんな人も拒絶しないのです。
女の子がギターを弾いてもいいじゃない。
男の子がお姫様になってもいいじゃない。
社長にだって、スポーツ選手にだって、医者にだって、何になってもいいんです。
子どもじゃなくても、女の子じゃなくてもプリキュアになってもいいんです。
私のような人間でもプリキュアになれるんです。
さいごに
プリキュアシリーズをまだ観たことがない人は是非一度観てみることをお勧めします。
最近心に余裕がなくなってきているあなた、生きる目標を見失いつつあるあなた、プリキュアは救済です。
EDだけでも構いません。私たちと一緒に日曜日の朝、テレビの前でプリキュアを応援しませんか?