アニメ『AIR』を観ました【感想】
こんにちは。
アニメ『AIR』を観たので、感想を書きたいと思います。
※以下ネタバレに注意してください。
うーん、名作!
11話後半から最終話までずっと泣いていたような気がします。
往人が出てきて法術で呪いを解いてくれるものと心のどこかでずっと待っていました。でも最後までそれはありませんでした。今思えばなくてよかったです。この涙は安直なハッピーエンドでは得られなかったと思います。
後半のカラスの「そら」はいわば私たち視聴者の視点としてもみれると思います。
物語を神の視点から視ているにもかかわらず干渉することができないもどかしさ、無力さを痛感します。
また、最終話で晴子がそらに言った言葉はそのまま私たちに刺さる言葉のように感じました。
「あんた今もこんなところにいてるんか?もうあの子はいてないんやで―」
「あんたは行かなあかんで」
「あんたには翼があるんやから」
「空はずーっと届かん場所や、うちら翼のない人にとっては」
「せやからあんたは飛ぶんや」
「翼のないうちらの代わりに」
「人の夢とか願い、ぜーんぶこの空に返してや、頼むで!」
「そうすればうちらはきっと穏やかに生きていける」
「そんな気がするんや」
「またいつか逢えたらええな」
「ほな、元気でやりや!」
いやこれは泣くでしょ。
AIRの外にいる私たちに向けたメッセージですよねきっと。こんなところで立ち止まらずに、運命に縛られない人生を楽しんでって。
それなのに未だに画面の中の世界に縛られて人生を前進できていない人を見ていると悲しくなります。はぁ、、働けよ。。(特大ブーメラン)
何気にサブルートの美凪と佳乃の物語も感動しました。
みちるの例の顔の再現率もすごかったです。
原作ゲームは持っているのですが、時間がなくてまともに遊べておりません。後回し後回しですね。反省です。。
OP、ED、テーマソングも素晴らしかったです。ありがとうございました。