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アニメ『RErideD -刻越えのデリダ-』を観ました【感想】

 

こんにちは。

アニメ『RErideD -刻越えのデリダ-』を観たので、感想を書きたいと思います。

 

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出典: RErideD -刻越えのデリダ-

※以下ネタバレに注意してください。

 

本作はSF作品で、特にタイムリープものに分類されると思います。「タイムライド」という概念で、制約の多いタイムリープのような感じです。

ただ、タイムライドそのものは一時的に主観時間が過去に跳ぶだけで、世界時間自体が巻き戻るわけではないという制約があり、世界線収束力もそれほど強く機能しません。また同じ時間に何度も干渉できないという制約があり、失敗をやり直せないので過去干渉による歴史改変は不安定でかなりリスクの大きいものになっています。ですがそのおかげで最後の歴史干渉が成功したとも言えます。これがシュタインズ・ゲートだったらせいぜいルカ子の性別が変わるくらいでしょう。

 

最終話の終わり方は結構好きで、上で挙げたシュタインズ・ゲートとかも似たようなラストだったと思うんですけど。最終的に辿り着いた平和な世界線は様々な人の想いを犠牲にして辿り着いた世界線であって、その想いはなかったことにされてしまったけれども、その人たちは新しい世界で新しい想いを繋いでいくんだなぁっていう喜びでもあり寂しさでもあるようななんか複雑な気持ちになるような終わり方、というか始まり方というか(早口)。

そんな終わり方が好きなんですけど、これたぶん私が昔好きだった絵本に『めっきらもっきら どおんどん』っていうのがあって、その影響なんじゃないかなと自己分析しています。話のわかる人いないですかねぇ。

 

で正直、私的には本作かなり面白かったと思うんですが、SSSS. GRIDMANやゾンビランドサガが同時期にやっていたので目立たなかったのかもしれませんね。どちらもかなり面白かったですからねぇ。

 

それとOPEDが本当に素晴らしい曲でした。ED『トキノツバサ』はなんか聴いているだけで涙が出てきそうになりますよ。いやマジで。