ライトノベル『最新のゲームは凄すぎだろ』を読みました【感想】
こんにちは。
ライトノベル『最新のゲームは凄すぎだろ』既巻1~6巻を読んだので、感想を書きたいと思います。
出典: 最新のゲームは凄すぎだろ
※以下ネタバレに注意してください。
先日ようやく最終巻まで読み終わりましたので、一巻から簡単に振り返っていきたいと思います。それにしてもヒーロー文庫のラノベ読むのこれが初めてなんですよね。
最新のゲームは凄すぎだろ1
一巻は始まりの章、ということでゲーム世界の紹介要素もありました。一巻を読んだのはだいぶ前のことなので細かいところはあまり覚えていませんが、クローズドβテスト時代の話だったと思います。
主人公ケイオスはこの時完全に「イストピア」をゲームだと思い込んでいるので、異世界人たちとの温度差や難なく功績を上げ、英雄として語り継がれるようになる様子の食い違いが大変面白かったです。
しかしそれは始まり、そう、始まりに過ぎないのである…。
最新のゲームは凄すぎだろ2
二巻はオープンβテスト時代の話です。ここでアレクシア様が登場します。学生時代のアレクシア様です。テミスも可愛いですが、アレクシア様も可愛いです。なんたって恋する乙女ですからね。
ケイオスはキャラメイクをミスしてオッドアイになっていますが、そもそも三白眼なのでよく見ないとわからないレベルです。
また、ケイオスがアナザーワールドについて疑問を持ち始めます。システムについても謎な部分が多かったですからね。
そして出会いがあれば別れもある。そういうことです。(どういうことだってばよ?)
最新のゲームは凄すぎだろ3
三巻でようやく正式サービス開始となりましたが、ケイオスは異世界に転送されているので正直あまり関係ないですね。キャラメイクでオッドアイ直したくらいです。
アレクシア様が闇堕ち?というか敵?として登場します。でも最後はハッピーエンドだったのでOKです(`・ω・´)b
そして遂にケイオスがイストピアが異世界だと気付きます。テミスも気づいてなかったので誰も悪くありません!
最新のゲームは凄すぎだろ4
四巻ではネルが表紙です。ネルはどちらかというとサブキャラのような感じですが、本編ではそれなりに登場シーンが多いのに加えて表紙映えしますからねー。妥当な線です。
魔物の動きが活発になってきてクライマックスに近づいてきた感じがします。ファンタジーの王道ドラゴンも登場してきました。喋るタイプのドラゴンでした。
ちなみに四巻から六巻まで一気に読んだのでこの辺りからの記憶は鮮明に残っています。
最新のゲームは凄すぎだろ5
五巻ではいままで動きの少なかったテミスがケイオスのために一肌脱ぎます。自我を持ったAIって我々にとってはロマンですよね。テミスに関しては最初からほとんど自然な会話はできていたように感じますが、今回は特に積極的なところがみられました。
それからケイオスのリアルの描写もちょいちょい出てきます。
あと前巻登場の喋るドラゴンは巨乳美少女となりました(歓喜)。
最新のゲームは凄すぎだろ6
もう表紙の時点で尊いです。最終巻です。
異世界の謎、魔物、リアルとの両立、アレクシア様との関係などなど、問題がたくさんありましたが、見事にきれいに最後の感動へと収束しています。
読み終わったときの余韻でしばらく眠れませんでした(ラノベは主に寝る前に読んでいます)。
ケイオスのために世界をも超えてきてしまう愛。ケイオスとアレクシア様の関係は尊すぎますし、末永くお幸せにという感じです。
さいごに
本シリーズを初めて手にしたのは、タイトルと表紙のテミスに釣られてのことですが、結果として良作に巡り合えたので当たりでした。
異世界ものはあまり好きではないのですが、本シリーズは異世界というよりはVRMMOの側面が強く、現実世界の描写もしっかりとあったのでよかったです。
ファンタジーの王道として魔法やドラゴン、ポーションなんかも登場してイメージしやすく、物語に入り込みやすかったです。
そして最後に、感動の最後まで繋げてくれた作家の浮世草子先生、素敵なイラストを描いてくれました植田亮先生に感謝したいと思います。ありがとうございました。